熱が下がり腹を下す

昨日は夕方になったら熱が上がってしまったので、ぐえーとなりながら薬局に解熱剤を買いに行った。どう考えても打つ前に買っておくべきだった。

今日は昨日に比べたら調子がいいが、昼前になると37.2と平熱を超え始めたので念のため解熱剤IN。

めちゃくちゃ腹が下る。

いや~、お薬は副作用があるね。

 

安田講堂 1968‐1969 (中公新書) | 島 泰三 |本 | 通販 | Amazon

昨日読み始めた上記の本だけど、おもしろくて一気に読んでしまった。

あくまで読みごたえがあって面白いっていう意味で。

 

中身の信ぴょう性は問題。事件後37年経っているうえに「残された資料を読み込むうちに記憶が鮮明に蘇った」みたいなことを書いているので体験と後の資料がごちゃまぜになっていないか?本人の感覚や空気は伝わってくるのだが。

 

反権力/反エリート思想は骨髄まで染み渡っているのか、政府を批判するときも大学学部長を批判するときも機動隊を批判するときも文部省を批判するときも「東大出身エリートのやり方は……」である。変革に失敗した現在の大学教育やひいては東大卒エリートが率いる現代社会にも大反対らしい。

 

結局著者は東大理学部人類学科→東大理学部大学院を出ているので、ご本人も「東大出身のエリート」なんだよね。

あそこまで大学権力に立ち向かったのになぜ闘争後も東大で学び続けたのかは知りたかったな。

島泰三の仕事場|web中公新書 (chuko.co.jp)

 

当時青年だった彼らはもう72以上のはずだが、現役を引退した世代である彼らは「大人」側としてどんな過ごし方をしたのだろうか。

 

あと読んでて改めて実感した。暴力を振るった人間は自分の行いを美化して「自分は民主的、相手は暴力的」と主張するのは昔も今も変わらんなって。

読んでいて気分が悪くなるのは否めないというか、真面目に話を聞く気がなくなるよな。