6/19 劇場版からかい上手の高木さん 2回目

7月になったら公開する。

7/2追記。した。3回目でも同じような感想を抱いていますね。

 

今回は昼間忙しかったのでレイトショー。

ムビチケ前売り券が1500円、レイトショーが1400円だからレイトショーのほうが安いんですね。1枚余っているムビチケは温存。

いつも立川立飛の東宝シネマズで見るんだけど、立川駅から映画館まで30分見ておいたほうがいいかも。急ぎ足で25分くらいかかったので。

 

2度目の感想

1回目のあと、買ったパンフレット等を見返して思索を深めた。また、2回目で展開を知っているので落ち着いて見られた。もちろんネタバレばかり。

 

・高木さん部屋の枕元「西片ゾーン」に西片クエストが増えてた!3期になって早速夏祭りのかんざしが増えているところが細かいなと思った記憶があるが、今回も細かいところまで手を抜いていないことを実感。このまま思い出が増えたら枕元あふれちゃうぜ。西片くんの部屋にもお遊びで書いたはずの「現状維持」が大切に飾られているしな……。これで好きじゃないとか言ってるの?????

 

・バス停のシーンと港でフェリーを見送るシーンで感じたのが、動く乗り物を時間に例えているのだなと。あとミナとユカリが教室で話しているときのサナエ。

一例を挙げるとバス停でバスを待っているときは

高校生になる実感がわかないや……→手を握ろうとする→(時間が流れることを示す)バスが来て中断する。

 

・ハナとお別れのあとの「幸せにする」のシーン、最後セリフはないけど高木さん頷いているんだな……最初に見たとき見逃してた。ここで余韻を残さずにスパッと夏祭りに移ったところ、内容の補完が捗る。

 

・夢にまで見た花火を見ながら「私も西片を幸せにする」のところで西片が頷くのは逆に寂しさを覚えてしまった。いつもだったら「またからかって!」てなるところで頷くのに成長を感じてしまったね。

 

・天体観測はもちろん曲はいいのだが、本作の内容と歌詞が合ているかというと……?"君の手を握れなかった痛み"ないのでは?高木さんの隣にはいつも西片いるしなあ。

これは常々思っているのですが、からかい上手の高木さんは安易にすれ違いや喧嘩をしないのに、揺れ動く感情の機微しっかり描いてお話を進めているところが秀逸。もしかしたらいずれ手を握れなかった痛みを覚える展開があるのでしょうか????

 

・キャストの皆様が常々おっしゃっていることだが、まだ中学三年の夏だから続きが作れる!はホント真実だと思う。

今作でも高木さんの進路問題は語られていないんだよね。原作でも映画のユカリのセリフでも「だいたいここの中学のみんなは同じ島の高校へ進学する」という趣旨がある。でも高木さんまじめに勉強してる描写があるし、中学三年の夏を前に物憂げな表情。

高木さんがハナに最初「ミーちゃん」と名付けた理由の「ミィミィ鳴いていたころをずっと覚えておきたくて……。」もちょっと引っかかる。やはり秋から冬にかけて一波乱起きるのだろうか。

 

・前違和感を抱いた「西片くんこんな顔だっけ?」問題が自分の中で解決した。西片くんが大人っぽいことをするとき(子どもをあやすシーンや告白シーンなど)に目が細くなるのだが、エンドロール後大人になったときの目とおんなじだった。なるほどね。やっぱさみしさがあるね……。