この夢から出られない

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ATRI -My Dear Moments- Log 06「僕のあたまの中の歌」 感想

発電プロジェクトも終わり、今回から新たな展開になるはず。

全体

か、神アニメだ……。ここ1,2話は期待通り面白い!って感じだったが、今回は想像以上だった。

 

活気づく学校とキューピット

OPにいた知らない女子2人は学校に転校してきた2人とのこと。学校に電気が付いたことでうわさになったらしい。特に夏生は「イケメン先生」として評判なのだとか。

そんな女子にとられる前に、ということで竜司は幼馴染のみなもと夏生を積極的にくっつけようとする。夏生がよく笑うようになったのも夏生が浮かれているからとの観測。3話くらい前はあんなにツンツンしてたのに、なんか恋のキューピットしてて笑う。

でも、みなもは夏生は恋とかいま興味ないということが分かってしまう。アトリがいるおかげで夏生が笑うようになったのだと。

 

電気がついて学校が活気づいたという表現を、新たな学友が増えたことで表すのは良いですな。サルベージ屋さんも利益というよりも、島のひとたちの役に立ちたいということでやっている。やっぱり夏生の島を大事に思う気持ちというのが原作に増して強調されている気がする。*1

 

初恋のヒューマノイド

夏生には忘れられない初恋のお姉さんがいる。9歳の頃、事故で塞ぎこんでいたころに救ってくれた5歳年上くらいの髪がさらさらルビーのような瞳をもつお姉さん。みなもたちはアトリのことではないかと考えるが、夏生は否定。アトリに聞いても思い出せない、、、、ってところで夏生が弾くピアノの音が聞こえ……。

最後は夕日をバックに、夏生の"たいせつな人"が歌ってくれた曲を歌うアトリで締め。「お久しぶりです、夏生さん」。EDも特殊ED。

 

正直夏生が弾く曲が流れるまでは「今回は箸休め回というか、次回への助走って感じなのかな~」なんて軽い気持ちで見ていたのだが、もう流れ出してからは怒涛の展開に言葉を失った。そして完璧にゲームのCGを再現したアトリの歌う姿に「お久しぶりです、夏生さん」の言葉。続く特殊ED。感情をどうすりゃいいんだ……。いやまあ、夏生もこっからどうすりゃいいんだ……ってなるだろうけど。

 

アトリ感情編

夏生はアトリを人間として扱わなきゃと考えているらしい。前回あたりからかなり優しくなったし。人と同じ感情があるならヒューマノイドではなく人として扱わなければならない。……まあそんなことも最後のシーンで言ってられなくなってきたんですけどね。

*1:そういえば舞台の"島"にも"学校"にも名前がない。ゲームでも同じ。ギャルゲーの「学校名や町の名前といった余計な情報は出さない方が良い」という風習にアニメも従っているのかな。学校名や町名を出すギャルゲーもいっぱいあるけど。