この夢から出られない

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ATRI -My Dear Moments- Log 05「夜灯の中で笑って」 感想

前回は発電の話を含めて物語が展開していく、って感じで解決には至らず。今回はさすがに何か解決すると思うけど。

全体

いろいろ一気に解決!一方、アトリの自身については謎が深まる。

一挙解決編

今まで広げられていた話の大部分が解決してしまった。

キャサリンがアトリを狙う理由はキャサリン自身も借金に追われているから、ということだったが、酔って泳いでいた(?)キャサリンを夏生たちが保護→アトリ狙いの強盗団*1をキャサリンとアトリの活躍で撃破→そのうちの1人がジャンク屋のおっさんだったので和解と称してキャサリンは借金がチャラに、夏生はバッテリーゲット。→アトリを狙う必要がなくなったキャサリンを学校に引き止める。

行き詰っていた潮汐発電プロジェクトはバッテリーを得て無事成功。暗かった学校に電気が灯った。成功するまでに学校のみんなで協力していく描写がよかったな。みなもがますますお母さんになっている。

 

電気問題は解決。キャサリン問題も解決。キャサリンが来てくれたことで学校に先生が来てくれたので、学校の問題も解決。なかなか急展開な気もするが、借金取りとの対決や潮汐発電への尽力など丁寧に描かれていたしよかった。

 

アトリ感情編

一方でますます複雑になってきたのがアトリ本人について。ヒューマノイドは人間に危害を加えられないとされていたが、前話でキャサリンの顔面を殴ったあたりそんなことはないらしい。今回も強盗団撃退のため、ためらわずロケットパンチを食らわせようとしたところで急に回想(?)が浮かんでしまい殴れなくなる。

他にも人間と変わらない感情を見せたり。キャサリン復帰でみんな泣いていた時に困惑していたり、ごはんを食べる際にロボットだから要らないだろうと置いてかれそうになって嫌がったり、*2電気が灯って喜んだり。特に夏生の役に立ちたい、そばにいたいという気持ちが非常に強い。人間のために作られたヒューマノイドだから当たり前、、、なのか夏生も判断しかねている。夏生のアトリに対する接し方もずいぶん変わってきたし。感情云々は次以降も継続なのだろう。

 

アニメのアトリに慣れてきた

最初の方はゲームと違って幼さが目立った。突然夏生をかかえて海にジャンプしたりとどうにも"元気だけど間抜け"な点がゲームより強調されていた気がする。もちろんゲームでも同じようなエピソードはあるのだが、あまりに落ち着きがない。

そんなアトリにも今回あたりから慣れてきた。というか、アトリ自身まさしく高性能で夏生想いな点がアニメでも強調されてきた。なにより眠る夏生の頭を撫でるシーンに確かなバブみを感じた。好きだ……。

*1:ジャンク屋のおっさんは誘われただけらしいので、黒幕は別にいるのだろう。チラっとあごだけ映った奴っぽい

*2:あれはちょっと夏生ひどくないか?