この夢から出られない

「知らん人の書いてるよくわからないブログ」を目指します

5/3 東京富士美術館

八王子駅から徒歩55分。ふつうにバスを使ったほうが良い。

歩道があって歩きやすかったので距離の割には苦にならなかった。

特別展の看板。特別展は人多かったけど常設展はそれなりだった。

 

最初は常設展。現地着いてから思ったんだけど西洋美術に対する造詣が0だったな。

葉の一枚一枚に渡って書き込まれてたりしてすごいなって思いました。

下の絵も奥のほうの小さい人まで良く書き込まれててすごい(すごい)。

写真撮影OKなのに、みんな全然撮ってないから撮りにくかったね。。。。。。

 

次が特別展。北斎・広重・川瀬巴水・吉田博という4人が残した風景画をみられちゃうお得なもの。

ボクはもちろん川瀬巴水と吉田博の名前を初めて知った。日本美術に対する造詣も0だったわ。

GWとだけあってなかなか人が多い。順路通りに見ることを諦めて、人が居ない作品を見て回るというゲリラスタイルに変更。

ただ、それも北斎/広重の話で川瀬巴水と吉田博の作品はわりかしゆっくり見られた。

ひょっとしてみんなも北斎と広重目当てだった?????

東海道五十三次歌川広重が想像で書いている部分が多い。というキャプションに衝撃を受けた。この三条大橋も実際のつくりとは違うらしい。

確かに蒲原に雪は積もらない。藤沢あたりは軒先の文字まで精巧なんだが。

 

川瀬巴水コーナーがいちばん感銘を受けた。知られたことも収穫。

これが版画なのか……。

川瀬巴水の大森海岸。水面の反射がうつくしい。ガラスにおじさんが反射しているのは気にしないでほしい。

強い色を使わなくても虹ってキレイに表せるんですね。

吉田博の渓流。この大きさの版画は大きな挑戦だったとのキャプションあり。確かにめちゃくちゃ大きい。大迫力。


暇つぶし程度と考え行ったが、なかなか楽しかった。特に川瀬巴水の版画は細部にわたってキレイで見入ってしまったね。