9/10 アニマックス朗読劇『ハニーレモンソーダ』

アニマックス朗読劇 ハニーレモンソーダ (animax.co.jp)

 

パンフ。う~ん、これだけはちょっと……て内容だった。記念品だな……

いろいろ声優さんを変えて10何公演やっているらしい。私は厚木那奈美さんめあてなので9/10の19:00~を見に行った。電車が遅れてて危うく遅刻。原作マンガは3巻まで読んでおいた。展開がダイナミックだ……という印象が強い。治安も悪い。次々と障害が現れ、それを乗り越え成長していくという点はバトル漫画などと同じですね。

会場着くと男女比が1:9……0.7対9.3くらいだったかな?そりゃあ、少女マンガの朗読劇だしなあ。席は一番安い席だったけど、さすが東京中心部のホールというべきか非常に見やすかった。

お話はだいたい原作をなぞっていくかたち。序盤から学校での登場人物が多い分、お父さん役を除くと役者3人で回すのは大変なのでは?と思ったが適宜収録済の声が流れていた。役者さんがしゃべる地の文で流さないあたりかなり作りこまれている。

作りこまれているといえば、これまた重要なシーンでは原作のコマが背景のスクリーンに入ることで原作を知らない/忘れかけてる人にも優しい演出だった。やっぱ朗読劇と言えども視覚から入る情報は大事だなと。開演前の出かける?演出やOPもあったし、いままでみた朗読劇の中でもトップクラスに演出が丁寧だった気がする。そんなに朗読劇をみた記憶もないが……。

朗読劇で他に印象に残った点と言えば本人たちの心情かな。マンガだと基本的に主人公である石森ちゃんの視点で進んでいくので、三浦くんやあゆみちゃんの心情が語られることは少ないイメージ。(イメージです。全部は読んでいないので……)。

ただ、それだと三浦くんとか「うっせ」「ダセエ」みたいに短くて厳しいセリフ多いし惚れられないよな……。となるせいかはわからないが、三浦くんにも多分に心情吐露セリフが含まれていた。あゆみは明るくて世話好きな女の子って感じだったな。あゆみちゃんの相手である瀬戸君は役者ついていないし。世話好き、にかんしては厚木さんイメージが投射されているだけな気もするが。

しかし原作も朗読劇も強く感じるのが「今まで知らなかった新しい世界」だよな……。まぶしい。