前回は急転直下って感じで終わり。ここ数話は驚きで終わることが多い。
全体
妥協なき暴力に本気を見た。
駆け足
振り返るといくつも山場がある駆け足な回だったなと思う。よく言えば怒涛の展開、悪く言えば理解が追いつけない回。
心のあるフリをしていたのか云々でアトリが機械的になるところから始まり、みなもとの会話、明らかな悪役との会話でアトリの過去を知り、最後は悪役による学校襲撃と恨みを晴らすための暴行。
例えば機械的になったアトリが夏生のことをキライと言った理由もわからないし*1、悪役にはいくらでもアトリが1人になっているチャンスがあったのに、わざわざ学校を襲撃して見せしめを行う理由もわからない。*2
暴力
悪役さんの学校襲撃シーンは気合入っている。あそこまでボコボコにするのは見てて辛いものがあるな。容赦なく顔も殴るし……。サイボーグハンド強すぎ。
最初からいつも通りに振舞おうとするアトリを拒絶する夏生、わざわざ「いつも通りにしゃべってくれ」と命令した後、「心があるフリをするな」で再び無感情モードに戻すところなど。視聴者にいつものアトリを思い出させる暴力といって差し支えない。夏生が出ていったのにいつも通り朝飯を作っているところも苦しい。
まとめ
とにかくショックが詰め込まれた回。ただ、最後に「アトリには心がある」と夏生が得心していることは救い。
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(あとは原作の話をします。)
おまけ 原作通りに終わるのか?
オリジナルなキャラやエピソードが追加されたり、逆にシーンがカットされてりはしているものの、基本的に原作の道筋をたどっている。海に浮いているアレもあったし。ということは原作通りでこのままいくのだろうか。
気になっているのが重要なアトリの寿命云々の話が一切出てきていない。てっきり今回の話を2話分くらい時間をかけてやって、最後はオリジナルな展開でアニメを締めるのではないかと思っていたのだが、海に浮いているアレが出てくる以上やっぱり原作通りに進むのか。こっからどう料理するのか期待している。