2/6 アイカツ!の映画をみたぞ

アイカツのコンテンツ自体は2016-2018くらいまでしっかり見てた気がするのだが、最近は追ってなかった。10周年コンテンツもほとんど見れていない。「アイカツ武道館でSTAR☆ANIS/AIKATSU☆STARS!はいったんおしまいです!」からの復活が早くて気持ちが途切れてしまったんだよな。

 

そんなだから公開から2週間くらい経った2/6に見たというわけ。公式サイトも見てなかったからどんな話かはついったーに流れてくるオタクの感想でぼんやりと知っていた程度。

 

もしかしたら「アイカツ!やっぱおもしれえな!またライブいったりとかCD買ったりしようかな!」てなるのかなと思いながら見た。結果はう~ん、あんまならないですね……。ノエルちゃん主役のWebアニメがあることをブログ書いている途中で知ったのでこれは見ようと思います。

 

アイカツ!コンテンツとして良い

アイカツ!コンテンツとしては良い作品だと思う。懐かしさはすごかった。あ~ユリカ様の次はかえでちゃんがかえで寿司のパラシュート降下決めてくるんだなって思ってたら本当にきたり、北大路劇場が開幕したり。いい意味で予想を外さない。

 

いちごちゃんとあおい姐さんが同室でおやすみって言い合うとことかもそう。いちごちゃんがちょっと突飛なことを言ってあおい姐さんが付き合う。この雰囲気が観てた当時を思い出させてくれた。

 

ドレスアップシーンもワクワクしていいよね。あの演出は形やBGMを変えてスターズ以降に受け継がれていたわけだけど、やっぱ初代で完成しているよなっていう。ステージの人数が多いとずーっと変身し続けてくれたりしてたな。

 

続きが待ち遠しかったファンからすると「これこれ!」ってなるんだと思う。終わってしまったアニメの延長線上というか。

 

CGも昔と比べ物にならないほどキレイでスクリーンで見ると美しいし迫力もある。ソレイユの羽の透明感ときたら。

 

1本の映画としてはう~ん……

反対に1本の映画としては平坦だったなという感想を抱いてしまった。

冒頭から卒業の話→卒業して未来の話→未来の途中でスターライト学園卒業ライブ→ラストでソレイユ再始動へ。

 

話の途中も次の展開が読めてしまったというか。きっと次はこんな展開かな?が全て当てはまってしまったせいで自分の中で盛り上がりどころを失ってしまった。

反対にクライマックスは悪い意味で予想が外れた。ソレイユ再始動でいよいよクライマックスだ!あれ?エンディングてことは終わっちゃったのか……。てなった。

 

大人になったみんなの活躍がもっと見たかったなやっぱ。ソロのステージづくり/卒論/舞台の演出、みんなまた1段階上ったステージで苦悩していることは十分描写されていた。だけどステージや劇の本番は無声シーンであっさり終わってしまったのが残念だった。

未来のシーンになったときは再始動後のソレイユがみられると思ったのだが、ここで過去に時間が戻ってしまうのか……となったし、再始動後のソレイユはご想像にお任せされたのはうれしくなかった。ご想像にお任せするにももっとヒントを……!

 

ドリアカ勢やルミナス以外の後輩が画面に映っただけなのもちょい残念かも。音城セイラはいちごちゃんのライバルだが言及なしは寂しいな。

 

もうアイカツおじさんではないということか

アイカツ!コンテンツとして魅力があるからこそ、劇場では涙拭いている人もいたしすすり泣いている人もいたんだと思う。見た人の熱量に比例して評価が上がるのだと予想。

総合的な感想は中の上ってところかなあと帰り道ぼんやり考えていた。猛烈感動!ってほどにはならんかったな。