とうとう見終わってしまった。
4月に入って見始めて以降、きゅんきゅんしっぱなしなんだが?
ちゃんと消化してから次の話を見ようと、1日2話までの制限を自分に課していたがまだまだ消化不足感は否めない。
今度1話ごとに良かった点でもまとめるか。
2期は「手をつなぐ」という一貫したテーマがある
やはりここが1期と異なる点。
私は3期を先に見たせいで、どんな展開になるかはある程度知って見始めたぶん、
1話『水切り』の時点で「手をつないだら西片の勝ち」というセリフが出た時点で(なるほど~~~~~~~~~~~~~~~~)と100%の理解を示してしまった。
以降も隙あらば出る「手をつないだら西片の勝ち」。西片は一向に手を繋げないのがもどかしいですね。
後半出てくる夏祭りの話
からかい上手の高木さんは1話の中に複数話のエピソードが詰まっている。連続したエピソードがつながっていることもある。
しかし、夏祭りの話は8話『宝くじ』が初見でその後9,10.11話に渡って随所に出てくる。
時間をかけて話を育成している。こんなに素晴らしいことはないよね。
だからこそ11話『約束』で西片が自分から夏祭りに一緒に行こうって言いだして、12話『夏祭り』で一緒に居る空間が至高無上になった。
『夏祭り』本体の良さはもう見ないと分からないし見たらもう言葉にできないくらいあるのだが、個人的にはエンディング後のCパートで「いつもの西片と高木さん」がみられたのがよかった。
これによって、「夏祭りでふたりの仲は進展した。でもふたりが根本的に変わったわけじゃないしまだまだ発展途上だよ。」っていうメッセージを受け取った気がする。
丁寧な人物描写
私は深夜アニメで前から不満な点として、原作を駆け足でなぞるせいで人物の掘り下げやエピソードがろくにないまま中途半端に最終回を迎える点があった。1期12話しかないのでしょうがないのかな、とも思う。
そのため1年以上、丁寧に時間をかけて人物の成長が描写される女児アニメに心を奪われたところもある。
でも、からかい上手の高木さんは全然そんなことなく日常描写や成長に力を入れている。日常アニメだから、とかメイン格登場人物は主人公とヒロインしかいないから、などという理由もあるが、そこは制作陣が丁寧に西片と高木さんの描写をしているからがいちばんの理由だと思う。
(逆に『あしたは土曜日』チームはイマイチしっくりこないんだよな。この子たちにも軸となる物語があれば日常回に大きな意味が出るはずなのだが。)
次は3期を見返すぞ~
3期は見始めということもあって、あまり注目せずにさらっと流し見してしまった回もあったので見返し必須だ。
あとは原作も読みたいんだよね。5月に3期のBlu-rayを買うと考えると、6月まで待つ必要がありますが……