からかい上手の高木さん アニメになっていない回メモ(1~5巻)

とうとうからかい上手の高木さんの原作を買ったぞ!ということで5巻くらいまで読んだ。

読んでいて思ったのが、アニメ1期はほとんどの話が原型通り再現されているのだなという点。

ただ、途中から知らない上に今後アニメ化しないかも……となった回がいくつかあったのでメモしておく。

 

4巻「21ゲーム」

アニメ化されていない理由は、勝負の内容が「キスできたら」というかなり進んだ内容だからかと。アニメだと手をつなぐのすら1クールかかった2人にはあまりに早すぎる内容。関係が進んだ今後アニメ化されるかもしれない。

 

4巻「ポーカー」

読んでてこりゃアニメ化されないだろな、と思った。中学生が賭け事は少々まずい。また、内容もかわいいものではない。「見守りたい初恋が……」みたいなキャッチフレーズにもあるとおり、2人はまだ子どもらしい純粋さが残っていることがウリ。イカサマは似合わないからアニメ化されないのだろう。

ここの最後に出てくる「これから毎回日直の仕事手伝って」は5巻「ホラー」冒頭で「忘れてなかったんだ、私が日直の時は早く来てねって約束」というセリフにつながっている。アニメでも「ホラー」冒頭は流れが同じ。「次の日直手伝って」という旨は同じ話にある「ケータイ」で約束したことになっている。(よくよく考えると西片のからかいはいつものごとく未遂に終わっているのだが約束させられている不思議なシーン。)

 

5巻「想い出」

読者をからかうのか......。なかなか衝撃の内容だった。アニメには2期「林間学校」冒頭などに活かされている。スピンオフ向けに取っておいてあるのかもしれない。

 

付記:変更されている細かい点

読んでいて(アニメと違うな……)となった部分。ただし、アニメオリジナルの展開にするために原作から大きく変えている点は除く。例:2巻「夢」や「席替え」あたりのハンカチの話など。

つまりしょうもない箇所だけ。見逃している点は多数あるはず。

作画も対象外。最初のほうの高木さんはセリフも含めてギャルっぽい。西片はモブ感がすごい。2巻くらいには今の造形に落ち着く。

 

全体……先生について。田辺先生は担任でないみたい。最初のほうだと担当教科も明らかになっていない。3巻「英訳」だと英語の授業をしている。原作でも「席替え」「入学式」の担任は田辺先生らしいけど。

 

全体……西片の友達。基本的には西片の友達が出てくる場合高尾と小林に置き換えられているみたい。中井君を除く。

 

全体……教室での席の位置。原作では早めに「席替え」の話があったが、アニメだと1期最終回まで席替えしない。そのため、「クリティカル」などは教室の席位置が変わっている。

 

1巻「プール」……体操着の表記が2-1。アニメだと1-2。ただ、原作でも途中から1年生扱いになっている。2巻雨宿りなど。また、高尾(2組)や木村(3組)は別クラスらしい。これも3巻の「席替え」では同じクラスになっている。

こういうところが設定固まり切っていない感じがして良い。

 

1巻「本屋さん」……高木さんが走り去る際に「ヒミツなんかじゃないもん。」の一文あり。アニメじゃなかったよな????

 

1巻「筋トレ」……腕立て伏せの回数が異なる。原作だとからかわれた回数×10。アニメだと×3。230回腕立て伏せするのは現実的じゃないもんな……。

細かいなと思ったのが5巻「ホラー」にまでその設定が反映されていること。原作だと腕立て100回だがアニメだと99回。ちゃんと10の倍数と3の倍数になっている。

 

1巻「傘」……原作とアニメで相合傘する二人の位置が逆。アニメは原作に沿っている場合、セリフやコマをかなり忠実に再現するのでわざと変えているのが自然。

ググると歩く位置でなんだかんだあるらしい。

彼の右側?左側?どちらに立つかで分かっちゃう『カップルの関係性』 (2020年12月24日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)

しかし上記の理由だと高木さんが西片に守ってもらいたいことになる。乙女だから?

 

2巻「テスト勉強」……高木さんの1日の勉強時間が原作だと3時間でアニメだと2時間。

中学1年生で3時間は多すぎるから?2時間でも十分多いような。中1の夏休みとか宿題以外の勉強した覚えないぞ。

 

3巻「英訳」……当てられた高木さんが原作では和訳を答えているがアニメだと英語で答えている。

 

3巻「席替え」……内容について全般変わっているのは触れない。気になったのが1クラスの人数。原作36人→アニメだと30人。西片が引いたくじも35番→29番になっている。縦6列→5列になっているということ。設定資料でクラスの人数等予め決まっているのだろうか?

あるいは出席番号との整合性か?高木さん18番西片24番だが、1クラス36人設定だと番号が前のほう過ぎる?いやそんなことないか……

 

4巻「部屋」……原作だと途中少しだけ二人乗りをする。アニメだとなかったはず。アニメだと消しゴムを取る際に手が触れるシーンが入っているため、そこの代わりに削られたのかもしれない。

 

4巻「占い」……冒頭の女子たちで占いしているシーンの追加に伴い、高木さんのセリフが「占いをしてみたからなんだ」→「占いをしてもらったからなんだ」に変っている。追加シーンで占っているのはかの「ポニーテールの子」であるため。細かい。

 

4巻「クリティカル」……西片が1日でからかわれた回数が25回→50回に倍増している。23回の日もあるみたいだし、占いが最強だったのに高木さんにからかわれまくったという演出のために倍増させられたのかもしれない。1時間に5回以上はからかわれている計算にならないか?